目次
SCDIYとは
フィギュアや模型などの立体物や、アクスタやぬいぐるみなどのグッズ類を飾るとき
- ショーケースが欲しいけど高い
- ボックス型のコレクションケースは安いけど、飾れる数は限られるし、ケースを何個も並べると見栄えが良くない
- 本棚とかに飾るとホコリが積もって大変、奥の方は暗くなっちゃうし
と悩んだりした事はありませんか?
これらの問題を解決するために開発したのが、ショーケースDIYキット「SCDIY(スカディ)」です!
- ガラス張りじゃないし高級感があるわけじゃないし棚は固定だけど
- 家具として扱えて
- 見た目がそれなりで
- たくさんフィギュアやグッズが飾れて
- ホコリが防げて
- 照明付きで
- なんといっても安い
「これでいいじゃん」なショーケース
それが「SCDIY(スカディ)」です。

特徴
本格的なショーケースを安価で
スカディは、既存のカラーボックスや本棚などをショーケースに改造(DIY)するキットです。
安価なカラーボックス(連結可能な製品)を使用すれば、専用のショーケースと同じサイズのショーケースを安価に入手する事もできます!

DIYといっても簡単
DIYというと「めんどくさい、難しい」と思うかも知れませんが、例えば「SCDIY-Stndard(SCDIY-S)」なら、必要な部品が最初から揃っているのであとは組み立てるだけ!必要なのはスカディと、組合せる棚とドライバーのみです。
ホコリを防ぐ防塵機能
ホコリは少しの隙間で入ってきます。例えばAVラックなどで「ガラス扉を閉じてるのに中にホコリが!」という経験はありませんか?これは専用ショーケースでも(隙間のある設計であれば)起こりえます。
スカディは扉板の(上端+左右端)前後に「防塵板」を重ねることによりホコリの侵入を阻止、大事なアイテムをホコリから守ります。
またホコリは防止しつつも僅かな隙間があるため、通気性を確保。温湿度による劣化も防ぎます(※ただし室内環境に準拠)。
参考記事
下記のブログの記事で、防塵機能の詳細や耐塵試験の結果などについて解説しています。
【深堀り】スカディの防塵機能
リモコン付きLED照明でライトアップ
スカディはLED照明が取付可能なため、棚の奥においたアイテムも明るくライトアップ!
リモコンも付属しているので、好きな時に、好きな場所からショーケースをライトアップして楽しむことが出来ます。
注意点
スカディは棚の内寸に合わせて組み立てる製品のため、棚の高さは固定となります。
(高さに合った部品を用意すれば、棚の高さ変更は可能です)
(スカディの構造については、後述のもっと詳しくをご参照ください)
展示方法別比較表
スカディは「たくさんのアイテムを飾りたいが、費用は抑えたい」そんな場合にオススメです。
SCDIY(スカディ) | 棚型ショーケース | ボックス型ショーケース | 棚 (本棚、カラーボックスなど) | ||
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ||
費用 | ○ | X | ○ | ○ | |
サイズ | 展示量 | ○ | ○ | X | ○ |
棚の高さ調整 | X | ○ | X | ○ | |
サイズバリエーション | ○ | △ (製品による) | △ (バリエーションはあるがあくまでもボックスサイズ) | ○ | |
鑑賞 | ガラス板(上下左右) | X | ○ | △ (下が不透明) | X |
背面の鑑賞 | △ (市販のミラーシート貼付などで対応可能) | △ (市販のミラーシート貼付などで対応可能) | △ (市販のミラーシート貼付などで対応可能) | X | |
照明機能 | ○ | △ (製品による) | △ (製品による) | X | |
保護 | ホコリ対策 | ○ | △ (製品による) | ○ | X |
通気 | ○ | △ (製品による) | X | ○ | |
UVカット(紫外線対策) | ○ | X | ○ | X | |
耐震性(ケース、展示物) | △ (ケースは市販の家具用耐震製品で対応可能、展示物落下は扉ガードを取付けておけば防止可能) | △ (ケースは市販の家具用耐震製品で対応可能、展示物落下は鍵付き扉であれば防止可能) | X | X |
スカディの種類
SCDIY-Stndard
(SCDIY-S)
すぐDIYできるよう、市販の棚に合わせた部品がはじめから全て揃っているスカディの代表製品です。初めて購入する方にオススメ。
必要なのは対象の棚と、スカディと、ドライバーのみ。組み立て家具のように組み立てられます。
ver.N-C
「ver.N-C」は、ニトリのカラーボックス製品「カラボ」(※)に合わせた部品をセットにした製品となります。
(※:「カラボ」は「株式会社ニトリホールディングス」の登録商標です。また当方と「株式会社ニトリホールディングス」とは一切関係がありません。)
SCDIY-Custom
(SCDIY-C)
「SCDIY-Custom(SCDIY-C)」は、各部品を自由に選択して購入できるサービスです。
「スカディでオリジナルサイズのショーケースを作りたい!」という方や、「SCDIY-Stndard(SCDIY-S)をカスタマイズしたい!」という場合などにご利用ください。
SCDIY-Ordermade
(SCDIY-O)
「SCDIY-Ordermade(SCDIY-O)」は、サイズや部品構成などすべてをオーダーメイドで注文できるサービスです。
販売について
スカディの販売は、販売専門のサイト「SCDIY(スカディ)BASE店」で行っています。
下記ボタンからどうぞ。
もっと詳しく!(スカディの構造について)
スカディをもっと詳しく知りたい!という方向けの解説です。(細かい話はいいよ~、という方は読まなくても問題ありません)
ここではスカディの構造についてご説明します。
スカディは主に扉板や防塵板などの「板材」と、板材を棚に取付けたりする「スカディパーツ」の2種類で構成されています。構造は単純ですが、実際の組立て手順を見た方が理解しやすいかと思いますので、以下にて「SCDIY-S ver.N-C」を例に簡単にご説明します。
(なお「SCDIY-S ver.N-C」は、組立て手順を説明するマニュアル動画も公開しています。ご興味があれば「マニュアル」ページよりご参照ください)
板材は「アクリル扉」「防塵板」「LED板」の3種類があり、それぞれをスカディパーツへ取り付けていくのが主な手順になります。下図をご参照ください。


「スカディパーツで板材を保持する」というのが基本構造で、その中核を担うのが天板左右隅に取付ける「スカディパーツ(天板用)」です。このパーツ一つに「扉板、防塵板(上+左右)、LED板の取付」「LED配線用穴、配線用フック」「位置決めガイド」など多数の機能が凝縮されており、まさにスカディを象徴するパーツと言えます。

このようにスカディパーツが多数の機能を担う事で、他の部材をシンプル(板材のみ)にする事が出来、結果「多数の機能を持つショーケースが低コストで製作出来る」製品となっています。
なお、これらの画期的な機能により、スカディは現在「特許出願中」になります。